私は、校内でひとりの女子生徒がかなりの体調不良に陥っていることに気づき、養護教諭を探しにいこうとした。しかし、養護教諭の居場所がわからず、私は近くを通りかかった信用できそうな先生に養護教諭の居場所を聞いた。その先生によると、養護教諭は駐車場の端っこにいるという。しかし、私は駐車場を利用したことがなかったため、駐車場の場所さえわからなかった。
私は養護教諭のもとに行くため、続けて駐車場の場所を尋ねた。すると、校内にある断崖絶壁のようなところを進んでいくように指示された。しかも、その場所は途中から足場がなくなっており、壁から突き出た突起のようなものを掴んで、腕力だけで進んでいかなかればならなかった。おまけに、その突起は劣化しているのか、一部がグニャグニャになっており、私は命の危機さえ感じた。
それでも、私は何とか渡りきって、渡った先にあったドアを開けた。ドアの向こうには駐車場が広がっており、私はようやく養護教諭を見つけることができた。私は、生徒が体調不良になっていることを養護教諭に告げた。しかし、養護教諭はまったく興味がないようすで、私のことをテキトーにあしらってきた。私はどうすればよいかわからず、極度の不安に陥った。
< 完 >
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