何名かの筋肉自慢の屈強な男たちが、1m四方ほどの超巨大で重いクリスタルを運んでいた。彼らは、最終的にそのクリスタルを高さ数mのところに設置されている聖火台のような容器に設置しなければならないようであった。
彼らは容器の近くまでクリスタルを運んでいったが、どうやってクリスタルを容器に入れるかで悩み始めた。彼らは話し合った結果、クリスタルを抱えてバックドロップするような形でクリスタルをリレーしていき、最後のひとりがクリスタルを後方に投げ飛ばして容器に入れるという、ありえない案を採用した。
実際に、彼らはそのような形でクリスタルをリレーしていったが、最後のひとりはクリスタルが重すぎて投げることもできず、ヨロヨロになっていた。
< 完 >
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