いい夢みてる?

夢日記を公開したり、仕事のことを書いたり、思いつくまま気のむくまま

雑記 ~ 大学入学共通テストのせいで、定期テストの作成が地獄に ~

 私は非常勤講師なので、定期テストと成績処理が終われば、1学期の業務はほぼ終了である。もちろん、専任の先生方は、まだ三者面談・夏季講習・部活などがある。業務終了には、ほど遠いだろう。私の仕事なんて、ラクなもんである・・・と言いたいところだが、私は、なぜこんなに疲れているんだろう?

 疲れている原因はいくつかあると思うが、やはりテストの作成が辛すぎる。私は本年度、2つの学校で6種類の授業を担当している。だから、テスト期間ごとに、テストを6種類も作らねばならない。実際に経験された方はよくおわかりだろうが、普通の先生は、テストを3種類~4種類ほど作るだけでヒィヒィ言うだろう。冒頭に書いたように、私は非常勤講師なので、雑務はほとんどない。だから、テストの作成に時間をかけることができるのだが・・・それでも6つはキツい。

 そして、何がキツさに輪をかけているかというと・・・大学入学共通テストである。この「共通テスト」では、初見の図や資料などを読み取って解答する問題が非常に多い。特に、私が担当する社会科では、そういう傾向が強い。そして、模試の問題も共通テストを意識して作られているので、同じタイプの問題が激増している。ということは・・・学校の定期テストでも、そのようなタイプの問題を出題するのが理想的じゃないのか・・・?

 そのようなことを考えながら、5月に中間テストの問題を作成したときは地獄だった。まず、初見の図や資料を探すのがタイヘン! 教科書や資料集に載っているものは生徒が目にしている可能性があるので、ボツ。いろいろ考えた結果、誰も知らないような学者さんが作成した図をネットで見つけて、それを使わせてもらうのがいいか・・・と思って、ネットでいろいろ調べた。だが、テストに使うのにちょうどよい図というのは、なかなか転がっていない。最終的に、ネットで見つけた図を参考にしながら自分で図を作り、それを問題用紙に載せた。

 次に苦労したのは、問題そのもの。図から判断して解答する問題にしたいわけだが、どうせなら「図を見たらわかる」レベルではなく、思考力を要するような問題にしたい。だから、問題文に思考する材料となるヒントを散りばめたり、生徒が必要以上に悩まないように問題文の一字一句に配慮したり、とにかく時間をかけて問題を作った。

 こうして、2時間弱の時間をかけて、共通テストっぽい問題が「たった1題」できた。100点満点のうち、4点相当である。なんというか、いろいろ割が合わなすぎる。まぁ、「それっぽい問題」ができたので、それなりに満足だったが・・・疲労や不満がはるかに上回った。

 中間テストで上記のような経験をしたので、生徒たちには申しわけなく思ったが、期末テストの問題は「ショボい」問題になった。といっても、私は「大問ごとに問題形式を変える」というルールを自分に課しているので、資料を使った問題や、年表形式の問題や、正誤判定の問題や、会話形式の問題や、論述問題など、いろいろな問題を入れた。これでカンベンしてくれ!! こっちは、6種類もテストを作らなアカンのだ!!!

 ちなみに、先日、ある社会科の専任の先生が作ったテスト問題が教室に放置されていた。その先生は頭脳明晰で、パソコンも巧みに使える、若手のホープのような先生だ。正直、こういう有能な先生がどういう問題を作るのか興味があって、私はワクワクしながら放置されているテスト問題を手に取った。問題を見て驚いた。ひたすら、一問一答の問題のオンパレードだったのである。失礼な言い方だが、「やっつけ仕事」の問題だと思った。その後、やはりその問題を見た社会科の非常勤講師と話す機会があったのだが、その先生は言った。

「まぁ、専任の先生は、私たちみたいに凝った問題を作る時間と余裕はないですよね・・・。」

 まったくもって、ごもっともである。よく、いろんな先生から「そろそろ専任の先生になったら?」と言われる。でも、あんな「やっつけ仕事」の問題を作るくらいなら・・・一生、非常勤講師でいいわ。

                       < 完 >

↓ 7月20日くらいまで、無料キャンペーン中!! ↓

超個人的 世界史雑談集: ある意味で珍しい話、集めました