いい夢みてる?

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雑記 ~ 授業見学に来る日、まちがってますよ ~

 先日、2人の女性の先生から「今度、授業を見に行っていいですか?」と聞かれた。2人とも英語科の先生であり、なぜ社会科の私の授業を見学しにくるのかは謎である。とはいえ、別に断る理由もないので、私は「別に、かまいませんけど」と即了承した。そして、話し合った結果、世界史の授業を見学してもらうことになった。

 私は、見学を了承した時点で、まったく気づいていなかった。その世界史の授業・・・順調に進めば、授業の後半で「宦官」の話をするということに。見学を了承した後でそのことに気づいた私は、そこそこ動揺した。女性の先生の前で宦官の話をするなんて、それなりに勇気がいる。生徒たちが賢ければ、「去勢された男性」という説明ですむだろう。しかし、私の勤務校の生徒たちは、そこまで賢くはない。たぶん、多くの生徒は「去勢」の意味がわからないだろう。となると、それなりに品のない説明をしなくてはならない。困った。

 結局、そのまま当日を迎えた。不幸中の幸いか、2人のうち片方の先生が用事で見学に来れなくなり、見学に来たのは1人だけだった。そして、授業は順調に進んでしまい、後半に宦官の話になった。もう、どうにでもなれである。私はヤケクソで叫んだ。

「男の下半身についてるアレを『ブチィーッ!!』って切るんですワ!!」

 こうして、女性の先生の前でガッツリと下ネタを語って、授業は終わった。授業後、見学にきた先生は「勉強になりました」とか言っていたが、実際はどう思ったのだろう。「変態教師」と思われてなければいいのだが。

 その数日後の朝、見学に来れなかったほうの先生が私のところに来て「今日の世界史の授業、見学に行っていいですか?」と聞いてきた。前回は了承しておいて、今回は断るというのも変だ。私は見学を了承した。そして、その日の世界史の授業・・・冒頭はもちろん、前回の復習だ。前の時間に休んでいた生徒もいるので、私は再び叫んだ。

「男の下半身についてるアレを・・・(以下略)」

 いやはや、残念な話である。私は本来、「ハゲネタ」を得意としている。どうせなら、授業で「ハゲネタ」をガッツリ言っている日に見学に来てほしかった。

 授業後、見学に来た先生が「ありがとうございました! おもしろかったです!」と言ってきたので、私は即座に返した。

「『カミ』の話じゃなくて、『シモ』の話なんかしてすみません。」

                       < 完 >

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超個人的 世界史雑談集: ある意味で珍しい話、集めました