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雑記 ~ テスト期間事件簿07 "テストで学校を変えたい事件" ~

 「テスト期間事件簿06」でも書いたように、私は世界史のテストでイカレた問題を出題した。実は今回、倫理のテストでも、相当にイカレた問題を出題したのだ。

 私の勤務校では、専任の先生方がまったくといっていいほど生徒指導をしない徒手帳には「校内で携帯電話を使ってはいけない」とか「化粧は禁止」とか「染髪は禁止」とか書いてあるのに、守っていない生徒が非常に多いのだ。スマホをいじりながら廊下を歩いている生徒もいるし、悪目立ちする真っ赤な口紅をしている生徒もいるし・・・1年ほど前には、髪の毛がピンク色の生徒までいた。私を含めた何人もの講師がこのことを問題に感じており、毎年のように何人もの講師が「生徒指導をきちんとすべきだ」ということを管理職に直接訴えている。でも、管理職も、専任の先生方も動かない。

 私は、徒手帳に書いてあるのなら、守らせるべきだと思う。もし守らせるつもりがないのならば、生徒手帳にある記述をなくしたり、改めたりすべきだと思う。とりあえず、管理職に何度も伝えたがムダだったので、私はテストを利用して実力行使(?)に出ることにしたのだ。

 今回、私は問題用紙に、勤務校の生徒手帳をコピーしたものを掲載した。そして、その内容を題材として、2人の架空の先生が「校則を守っていない生徒を指導すべきか、指導の必要がないか」で口論になる・・・という会話形式の問題を出題したのである。

 不謹慎な出題だというのは、百も承知だ。だが、このまま放っておいたら、多くの生徒が何も考えずに校則を破り続けるだろう。ひとりの非常勤講師の出題によって状況が大きく変わるとは思えないが、多少はこの件について考えてくれる生徒もでてくるに違いない。私は、生徒たちの良心と判断力に期待したい

 ともかく、我ながら、やりたい放題の出題であった。ちなみに、上記の2人の先生が口論する形式をとる会話文だが・・・最終的に「本校の倫理担当教員は頭がおかしい」という点で2人の先生は見解が一致し、仲直りするというオチになっている。もちろん、その頭がおかしい倫理担当教員とは、私のことだ。

 もし、このような出題をしたことが管理職にバレたら、さすがに叱られるだろうか。まぁ、それならそれで、傑作だ。生徒手帳の内容を守らない生徒は指導しないが、守らせたいという思いをもつ教員は指導する・・・なんてことになったら、なかなかおもしろい。今の勤務校のことを題材とした本をいつか書いてやろうと思っているが、ネタがひとつ増えるなぁ。

 っていうか、テストの問題、一部の保護者は見ていると思うのだが・・・保護者はどのように感じるのだろう。もし、私に賛同してくれる保護者がいるのなら、協力して学校を変えていけるかもしれない。私は知っている。お偉い管理職の方々は、われわれ講師の思いはまったく汲みとってくれないが、保護者さまの訴えにはしっかりと耳を傾けてくださることを。

                       < 完 >

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