職場の少し広い廊下のようなところで、10人くらいの先生と、それなりに距離をとりながら会食をしていた。すると、もと管理職のK氏(女性)がやってきて、真顔で「窓を開けなさい!」と厳しい口調で言った。
我々は慌てて窓を開けようと立ち上がったが、すでにほとんどの窓は開いていた。不思議に思いながらもよく探してみると、我々のいた場所からは死角になっている狭いスペースに、2つ~3つほど、開いていない窓があった。おそらく、K氏が言っていたのは、この窓のことである。
私は、「こういう必要以上にアタマのカタい人がいるから、私はこの職場が嫌いなのだ」と確信した。
< 完 >
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