いい夢みてる?

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雑記 ~ 誤解しないことを祈る! ~

 先日、校長が「伝えよう」という気がまったく感じられない棒読みスピーチを生徒に向けておこなった話を書いた。そのスピーチの中で、私は校長が語った「ある内容」に強い不満をもった。私が不満をもったのは、校長が語った以下のような内容である。

 「みなさんは、得意なことをがんばったほうが伸びます。不得意なことに、必要以上に時間をかけないようにしましょう。英語でも数学でもかまいませんので、得意なことをがんばって、伸ばしてください。得意なことをがんばって伸ばしているうちに、他のものも少しずつ伸びていきます。

 正直、上記のことばを聞いて、「なに言うとんねん!!」と思った。「得意なことをがんばったほうが伸びる」というのは事実だろう。問題は、「不得意なことに、必要以上に時間をかけないように」という部分と、「得意なことをがんばって伸ばしているうちに、他のものも少しずつ伸びる」という部分だ。

 まず、「不得意なことに、必要以上に時間をかけないように」という部分についてである。これだけ聞いて、生徒たちはどのように解釈するだろうか。たぶん、怠けぐせがある生徒たちは、「不得意な科目の勉強は、テキトーでいいんだ!」と思うかもしれない。少なくとも、「不得意な科目も、一生懸命がんばるぞ!!」という気にはならないだろう。そして、「必要以上に時間をかけないように」とのことだが、この「必要以上に」のとらえ方が人によって異なるのも厄介だ。「苦手科目の勉強は、1日2時間までにしとこう」と思う生徒もいれば、「苦手科目の勉強は、テスト前にちょっとだけしたらいいや」と思う生徒もいる。おそらく、校長の言うとおりにすれば、怠けぐせがある生徒は、苦手科目がずっと苦手なままになってしまうだろう。校長はわかっているのだろうか? 高校生の場合、苦手な科目もしっかりがんばらないと、指定校推薦などに大きな影響が出てしまうということを。

 次に、「得意なことをがんばって伸ばしているうちに、他のものも少しずつ伸びる」という部分についてである。もはや、これはどこがツッコミどころかわからないくらい、謎理論だ。体育をひたすら伸ばしたら、いつの間にか論理的思考力が身について、数学が伸びていくのだろうか? 英語をひたすら伸ばしたら、日本史や世界史の用語がいつの間にか頭に入ってくるのだろうか?

 とにもかくにも、ひどい内容のスピーチだった。聞いていた生徒たちが誤解して、苦手な科目を捨てるようなことがないように祈る。まあ、そもそもの話、「伝えよう」という気がまったく感じられない棒読みスピーチだったから、生徒はまともに聞いていなかったかもしれない。不謹慎ではあるが、それが不幸中の幸いであった。

                        < 完 >

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